システム開発の富士ソフトは15日、米投資ファンドのベインキャピタルが提案したTOB(株式公開買い付け)について「真摯(しんし)な検討を行う」とのコメントを発表した。ベインは米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が実施中のTOBを上回る価格を提示しており、富士ソフトや株主の対応に注目が集まる。
ベインが11日発表した買収計画によると、10月下旬をめどに1株9450円でTOBを開始する計画で、KKRの8800円を上回る。
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