サイゼリヤはランサム攻撃を受け、社内システムが一部使用できない状況が続いている

サイゼリヤは16日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃を受けたと発表した。従業員や取引先などの個人情報が一部漏洩した可能性が高いという。顧客のクレジットカードやポイントカードなどの情報漏洩は確認していない。

漏洩した疑いがあるのはパートやアルバイトを含むサイゼリヤの従業員や取引先の個人情報のほか、過去に採用面接を受けた人の個人情報など。顧客相談窓口に問い合わせした顧客の情報なども流出した可能性がある。詳細や件数を調べている。

同社では16日までに複数のサーバーでシステム障害が発生し、一部のサービスが停止した。不正アクセスを受けた可能性があるとして、第三者による調査を進めていた。社内システムが一部使用できない状況が続いている。

同社は「お客様および関係者の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけすることとなり、深くおわび申し上げます」とコメントした。

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