2025年のラッキーフェスは8月に開く(24年7月、茨城県ひたちなか市)

LuckyFM茨城放送(水戸市)は18日、茨城県ひたちなか市で7月中旬に開いていた野外音楽イベント「ラッキーフェス」を2025年は8月開催にすると発表した。同じ音楽イベントで国内最大級の「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(ロッキン)」の開催時期と近づかないように配慮してきたが集客拡大へ夏休み中へ開催時期を変更する。

茨城放送オーナーでビジネススクール経営のグロービス(東京・千代田)代表の堀義人氏らが18日に水戸市内で発表した。同フェスは24年は7月13〜15日に開いたが、4回目となる25年は8月9〜11日の3日間、同じ国営ひたち海浜公園を会場に開く。夏休み中に開くことで生徒・学生や家族連れの集客増を見込む。

茨城放送の堀義人オーナー(中央)は次回のラッキーフェスをBARKSと共催すると発表した(18日、水戸市)

25年夏は音楽情報メディア事業を手掛けるBARKS(バークス、東京・千代田)との共催とし、同社が出演アーティストの招請などを担当することも明らかにした。

ロッキンは元々ひたち海浜公園で長年開かれてきたが新型コロナウイルス禍の影響を理由に千葉市に会場を変更。ラッキーフェスはこれに代わり22年夏に初開催された。ロッキンは例年8月開催で、来場者や出演アーティストへの影響に配慮して後発のラッキーフェスは7月に開いてきた。

ロッキンは24年は25周年を記念して8月に千葉市、9月に5年ぶりのひたちなか市と2会場で開いたが、25年は千葉市のみで9月に開く方針。

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