JALの貨物専用機「フレイター」で自動車部品や電子部品などを運ぶ

日本航空(JAL)は12日、成田空港と中国・天津を結ぶ貨物専用機「フレイター」の運航を20日に始めると発表した。JALがフレイターを運航させる中国の都市は上海と香港に次ぎ3都市目。天津市にはトヨタ自動車の合弁工場がある。自動車部品や電子部品などのほか、電子商取引(EC)関連の商材を含めた幅広い貨物を取り扱う。

成田―天津線は往復で週5便が運航する。機材は米ボーイングの「767 フレイター」を使う。既存の成田から中部、上海を経由して成田に戻る便(週5便)などと並ぶ主要路線と位置づける。

JALは2024年度に入り成田―香港でも新規にフレイターの運航を往復週1便で始めた。成田―上海線も往復1便を増設した。JALの国際線フレイター便数は3月末までは11便だったが、成田―天津線の就航後は合計で18便になる。

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