パナソニックホールディングス(HD)傘下のシステム開発会社、パナソニックコネクトは22日、デンマークの自動搬送ロボットメーカーを買収したと発表した。出資比率は50%で、金額は非公表。パナコネクトは物流など供給網の管理システムに注力している。自動搬送ロボを活用した効率の良い倉庫管理システムの販売につなげる。
倉庫管理システムを手掛けるパナコネクトの子会社、ゼテス(ベルギー)を通じ、デンマークの新興メーカー「ロボタイズ」を買収した。同社は2016年の設立で、工場や倉庫内で使う自動搬送ロボを開発生産する。ロボタイズのロボとゼテスのシステムを連携させ、物流会社に人の作業を機械に代替させる倉庫管理を提案する。
パナHDは成長事業の1つに供給網管理システムを掲げている。パナコネクトは8月に約1280億円を投じ同業の米ワンネットワークを買収するなど、供給網管理システムの強化を進めている。
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