ミスミグループ本社は25日、2025年3月期の連結純利益が前期比32%増の371億円になる見通しだと発表した。従来予想から27億円上方修正した。中国で設備投資需要が回復し、工場の自動化を進めるファクトリーオートメーション(FA)関連の部品販売が伸びる。配当は40.42円(前期は27.47円)と、従来より3.8円積み増す。
売上高は9%増の4012億円と、従来予想から82億円上振れする。FA事業に加えて金型部品事業も自動車関連で引き合いが戻っている。
同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比28%増の182億円だった。売上高は10%増の1980億円。米欧市場の需要は低迷したが、中国市場の回復が全体を押し上げた。
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