ニッスイの仏子会社で生産しているタパス

ニッスイのグループ企業であるフランスのシテ・マリン社は、子会社を通じてグイヤデール社のタパス(小皿料理)の生産工場を買収した。取得額は非公表。自社で製造するエビのタパス製品に加え、タコやイカ、イワシなどのタパス製品を品ぞろえに加えて競争力を高める。

シテ・マリン子会社のミティ社が、食肉事業を展開するグイヤデール社のサンテルナン工場を買収した。シテ・マリンは白身魚フライのチルド製品で高いシェアを持つが、タパス製品を次の成長事業と位置づけている。

タパスはスペインのバルで提供され、フランスでは家庭向けのチルド製品として市場が拡大している。シテ・マリン社はタパス製品の事業拡大を目指し、将来的には近隣国への輸出も視野に入れる。

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