BMWが11月1日に発売するコンパクトカー「1シリーズ」(30日、東京都港区)

独BMWの日本法人は30日、エントリーモデル「1シリーズ」を5年ぶりに全面改良して11月1日に発売すると発表した。価格は478万円から。同車種では初めてとなるハイブリッド車(HV)を追加したほか、運転支援機能を高めた。日本で需要が高いHVの投入でユーザーの裾野を広げる。

モーターで加速などを支援するマイルドハイブリッドを採用することで、従来から燃費性能を3キロメートル高めた。高速道路の渋滞時に自動で車線を維持する機能や自動でハンドルやアクセル、ブレーキを操作し駐車する機能などを新たに搭載した。

HVは日本で需要が高く、2024年9月の乗用車販売(軽自動車を除く)の約6割を占める。日本法人の長谷川正敏社長は「BMWのエントリーモデルで、まだBMWに触れていない人にも気に入ってもらえるのではないか」と意気込んだ。

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