京セラは人工股関節の販路を広げる

京セラは31日、医療機器の販売を手掛けるエム・シー・メディカル(東京・港)向けに人工股関節製品のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を始めると発表した。2025年3月から国内向けに供給する。三菱商事グループで医療機関とのパイプが太い同社の販路を生かす。

人工股関節製品は金属やセラミックで構成し、関節リウマチや骨折などで変形した患者の関節と手術で入れ替える。一般に10〜20年の寿命があるとされる。京セラは1976年に発売し、これまでもOEM供給などを通じて約35万人分の人工股関節製品を製造した実績がある。

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