明治安田生命は1日、保険代理店に出向していた社員が2017年から2021年にかけて、同業他社の顧客の証券番号や匿名化された氏名などの情報、およそ7000件を出向元である会社の社員にメールで送る情報漏えいが確認されたと発表しました。

会社は、他社の情報が含まれていると十分に認識しないまま誤って送っていたとしていて、外部への情報の流出や営業活動への使用は確認されていないとしています。

大同生命 同様の情報漏えいを確認

また、大同生命も1日、同様の情報漏えいがおよそ140件確認されたと発表しました。

生命保険業界では、日本生命と第一生命も同様の情報漏えいがあったことをすでに発表しています。

このほか、朝日生命とその子会社で6万2000件余り、マニュライフ生命でおよそ3万6000件、メットライフ生命でおよそ1万7000件、富国生命でおよそ2000人分の情報漏えいがあったことが分かっていて、代理店に関連した情報漏えいが相次いでいます。

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