ほくやく・竹山ホールディングス(HD)が6日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比21%増の8億8400万円だった。医薬品卸売事業で、抗がん剤など高額な医薬品の販売が好調だった。薬価の引き下げに伴い後発薬(ジェネリック医薬品)だけでなく、高単価な製品の販売も強化している。

売上高は4%増の1412億円。病院での手術や検査の件数は増加傾向にあり、医療機器卸売事業でも手術支援ロボットや放射線機器といった高単価の案件獲得が寄与した。営業利益は1%増の10億円、経常利益は1%減の14億円となった。

25年3月期通期の業績予想は据え置いた。純利益は前期比1%増の22億円、売上高は2%増の2810億円を見込む。

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