西松建設が8日発表した2024年4〜9月期の連結純利益は前年同期比16%減の60億円だった。前年同期に国内の不動産を売却した反動で減収・減益となった。円高ドル安に一時振れたことに伴う為替差損が利益を押し下げた。25年3月期通期の業績予想は据え置いた。
売上高は9%減の1738億円、営業利益は8%減の91億円だった。資材価格の高騰で採算が悪化した工事の消化が進み、単体ベースの建築完成工事利益率は7.3%と前年同期のから3.4ポイント改善した。
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