大光銀行が8日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比51%増の18億円と大幅に増加した。前年に発生した大口倒産が今期はなく、実質与信関係費用が大幅に減ったほか、資金利益の増加が寄与した。25年3月通期は21億円とした純利益など従来予想を据え置いた。
24年4〜9月期の売上高にあたる経常収益は1%増の110億円だった。本業のもうけを示す単体のコア業務純益は10%増の26億円、投信解約損益を除くと12%増の26億円だった。人件費は賃上げなどで4%増加した。
同日記者会見した川合昌一頭取は「お客様に寄り添って適切な支援をし、経営基盤強化の取り組みが実を結んできた」と強調。その上で「(24年4月からの)中期経営計画の最初の年度の中間(4〜9月)期として順調なスタートを切れた」と評価した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。