合意書を結んだimecのファンデンホーブCEO㊧と北大の宝金学長(北大提供)

北海道大学はベルギーに本拠を置く半導体の研究開発機関「imec(アイメック)」との連携に向けた検討を進めると発表した。農業や医療などの分野で回路線幅2ナノ(ナノは10億分の1)メートルの半導体を実用化するため協力する。人材交流も進める方針だ。

7日に両者が合意文書を締結した。北大の宝金清博学長は「imecとの連携が実現すれば、北大での半導体教育研究を飛躍的に高度化させるまたとない機会となる」とコメントした。imecのルク・ファンデンホーブ最高経営責任者(CEO)も「北海道大学との連携の可能性に大きな期待を寄せている」と述べた。

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