7つの施設が参加して、延べ730人程度の送迎を予定する

ダイハツ工業は11日、介護施設向け共同送迎サービス「ゴイッショ」の実証実験を岡山県高梁市で始めたと発表した。複数の介護施設への送迎業務を集約して、システム上で効率的な運行ルートを提案する。同市内の7つの施設が参加し、施設職員の送迎業務に伴う負担の軽減を目指す。

実証実験の期間は12月13日まで。5台の車両を朝と夕方に運行し、期間中に延べ730人程度の送迎を予定している。ダイハツは運行管理システムを提供するほか、介護施設との調整、運転手の研修などの運営体制の構築を支援する。

ダイハツの介護施設向け共同送迎サービスは香川県三豊市と滋賀県野洲市ですでに導入されており、高梁市でも実証実験の結果に基づいて課題を洗い出して2025年度以降のサービス導入を検討する見込みだ。

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