鴻池運輸は25年3月期の純利益見通しを上方修正した

鴻池運輸は11日、2025年3月期の連結純利益が前期比45%増の165億円になる見通しだと発表した。従来予想(6%増の120億円)から45億円上方修正した。空港の地上業務の請負単価の引き上げが寄与する。売上高は前期比10%増の3470億円を見込む。従来予想は8%増の3400億円だった。年間配当は96円(前期は65円)とし、従来予想から26円積み増した。

同日発表した24年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比76%増の97億円、売上高は9%増の1696億円だった。新型コロナウイルスからの国際旅客便の回復で空港の地上業務を担う子会社の業績が伸びた。政策保有株の売却益を計上したことも収益増につながった。

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