岩塚製菓が11日発表した2024年4〜9月期の連結純利益は、前年同期比58%増の23億円だった。主力商品に注力したことで販売が伸び、生産性が向上した。自動化生産ラインの導入が進んだことで、製造原価も低減した。売上高は14%増の116億円だった。
商品別では「田舎のおかき」「黒豆せんべい」など主力ブランドを中心に販売が伸長した。工場の自動化ラインは順次導入を拡大しており、原料米の価格高騰が見込まれるなかで更なる生産の効率化に寄与している。株式を保有する中国の食品大手、旺旺集団からの配当金28億円(前年は18億円)を営業外収益に計上した。
25年3月通期の連結業績は、売上高が前期比9%増の240億円、純利益が23%増の24億円と従来予想を据え置いた。
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