島根県が開いた危機管理対策本部(11日、県庁)

島根県は11日、県庁で危機管理対策本部会議を開いた。大田市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、殺処分などの措置が終わったことを受けたもの。国の指針に基づいた養鶏場の消毒作業などを経て、12月1日に移動制限区域を含めたすべての防疫措置を解除する方針などが報告された。

丸山達也知事は「県内の養鶏場などに清掃・消毒などの対策を徹底してもらい、引き続き発生防止に全力を尽くしたい」と述べた。

今回、県内の採卵鶏の約4割にあたる40万羽が殺処分された。会議では、県内の鶏卵供給の減少分について、小売店が県外から調達するなどの対策を取っていることも報告された。

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