アパレル大手のワールドは12日、連結子会社のラクサス・テクノロジーズ(広島市)について、東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されたと発表した。ラクサスは高級バッグのサブスクリプション(定額課金)型レンタル事業を手がける。上場予定日は12月13日。上場で調達した資金をレンタル用バッグ購入などに投資し、事業拡大を図る。
ラクサスは2019年にワールド傘下入りした。上場後のワールドのラクサス株の保有割合は62.5%から44.3%になり、持ち分法適用会社に移行する見込み。ワールドグループの業績に与える影響は軽微としている。
ワールドと創業者の児玉昇司氏の持ち分売却による売り出しは92万8800株、需給動向に応じて実施するオーバーアロットメントによる売り出しは112万800株を上限とした。公募は654万3600株を予定する。
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