東京高速道路(東京・中央)は12日、東京・銀座の街を囲むように走る高架の自動車専用道路「東京高速道路」(KK線)を、2025年4月上旬に廃止すると発表した。KK線は首都高速道路の日本橋区間の地下化によって、通行量が大幅に減ることが想定され、遊歩道への転換が決まっている。
KK線は東銀座出口を除いて廃止される。KK線が接続している首都高八重洲線の神田橋ジャンクション(JCT)―西銀座JCTも、25年4月上旬から35年度まで長期通行止めになる。廃止後は歩行者中心の空間に再生する。全区間の整備完了は30〜40年代を目標としている。
KK線は京橋から銀座を通って汐留をつなぐ全長約2キロメートルの自動車専用道路。1966年に全線開通した。通行は無料で高架下の商業施設などの店舗賃料などで道路を維持していた。
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