ハウス食品グループ本社は18日、使用済みプラスチックの再資源化を手掛けるアールプラスジャパン(東京・港)に出資すると発表した。出資額は非公表。出資を通じて製品のプラスチック容器の再資源化実現を目指す。

アールプラスジャパンは2020年、サントリーホールディングスなどを中心に設立された。包装容器製造や飲料・食品メーカーが業界を超えて連携しており、資本参加はハウス食品Gで46社目となる。

米国のバイオ化学スタートアップのアネロテックと共同で、環境負荷が少なく効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術を開発し、27年の実用化を目指している。アールプラスジャパンに出資した企業は再生プラスチック原料を優先調達できるようになる。

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