スズキ社員で出場4回目の加藤あすみさんは培ったCAD業務のスキルで競技に挑む

障害者が日ごろ職場などで培った技能を競う「全国アビリンピック」が22〜24日に愛知県国際展示場(常滑市)で開かれ、スズキ社員の加藤あすみさんが静岡県代表の一員として「機械CAD」競技に出場する。開会式で県選手団の旗手も務める。

スズキ広報部によると出場は個人でのエントリーで4回目。手動車いすを使うなど重度の身体障害を抱えるが、生産部門のCADオペレーターとして治具設計などに携わる。出場は障害があっても様々な業務を行える可能性を持つことを広く知ってもらうためという。

スズキの障害者雇用率は2.34%。「職種を限定せず製造ラインも含め、それぞれの障害に配慮した業務を担当してもらっている」(広報部)という。

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