日本チェーンストア協会のまとめによりますと、10月の全国の主なスーパーの売り上げは1兆235億円で、既存店どうしの比較で去年の同じ月より1.3%減りました。
商品別では「食料品」はコメや野菜などの値上がりで2.4%増えましたが、「衣料品」は気温が高い日が続いたためコートなどの秋冬物の販売が伸び悩み10.6%減りました。
物価上昇の長期化で消費者の節約志向が強まっていることから買い控えも続いていて、客数も去年より減っているということです。
日本チェーンストア協会の増田充男執行理事は記者会見で「使うものには使う、使わないものには使わないというメリハリがきっちりしていて、日常の食費は我慢する傾向が続いている。冬のボーナスや年末年始に期待したいが、起爆剤がなく、厳しいとみている」と話しています。
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