みずほ銀行は25日、中東・アフリカ地域統括会社の業務を始めた

みずほ銀行は25日、サウジアラビアの首都リヤドに設立した中東・アフリカ地域統括会社の業務を始めたと発表した。インフラ投資などの資金需要が見込まれる同地域の業務や規制対応などをサポートする。同地域統括会社の設立は邦銀で初めてとなる。

地域統括会社は、6月に現地当局から設立の許認可を取得し、8月に設立していた。みずほ銀行の100%子会社で、資本金は220万サウジリヤル(約9000万円)。

中東・アフリカにはみずほ銀行とみずほ証券の拠点が6カ国8カ所ある。サウジは石油依存経済からの脱却を目指す「サウジ・ビジョン2030」を掲げ、ビジネス機会の増加が見込まれており、地域の企画や管理機能を一元的に担う。また、サウジ政府はリヤドへの海外金融機関の誘致を進めていて、統括会社の設立で政府案件に関与しやすくなる。

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