トーセイは25日、2024年11月期の連結純利益が前期比13%増の118億7200万円になる見通しだと発表した。従来予想から1億4800万円上方修正した。中古マンションの販売やホテル事業が好調だ。年間配当は79円(前期は66円)とし、従来計画から2円引き上げた。
売上高は3%増の821億9700万円と2億7600万円引き上げた。都心部の不動産価格が上昇する中、中古区分マンションの販売額が想定を上回っている。インバウンド(訪日外国人)の回復で、ホテルの稼働率と平均客室単価も予測を上回る推移が続く。
同社は26年11月期までに配当性向を35%に引き上げる目標を掲げる。今回の上方修正と配当の積み増しで、24年11月期の配当性向は32.2%(前期は30%)となる見通しだ。
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