日本政府は豊富な資源があり、経済成長が続くアフリカなどグローバル・サウスと呼ばれる新興国や途上国との連携強化を進めています。
関係者によりますと、この一環として武藤経済産業大臣が今週来日するモロッコの担当閣僚との間で新たに経済分野の覚書を交わすことになりました。
アフリカ北部のモロッコはヨーロッパに近く、比較的安い労働コストを背景に自動車工場の誘致など産業の集積を進めています。
覚書には両国の投資や貿易を促すため、企業どうしの商談機会を増やすことなどが盛り込まれる見通しです。
日本側としてはモロッコと関係を深めることで日本の車や部品、工作機械の販売ルートを広げるねらいがある一方、モロッコ側としても自動車分野を中心に日本の部品メーカーなどの誘致を拡大したい考えです。
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