新興航空会社のジェイキャスエアウェイズ(東京・千代田)は25日、旅客機「ATR72-600」のリースに関する正式契約を11月に締結したと発表した。シンガポールに本社を置く民間旅客機リース会社との契約で期間は12年間。2025年10月に機体を受け取り、26年春の就航に備える。

シンガポールの旅客機リース会社と契約を結び、26年春の就航に備える

同旅客機は欧州の航空機メーカーATR社製のプロペラ機。座席数は約70席で、巡航速度は時速500キロメートル。地方空港を結ぶ便で利用されることが多く、世界中で導入されている。

ジェイキャスは26年春の就航を予定しており、関西国際空港(関空)―富山、関空―米子の2路線を運航する。同社は就航後5年間で機体を7機に増やし、16路線への拡大を目指す。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。