スズキグループ各社の社員や家族らが駅伝競技や催しで親睦を深めた(24日、静岡県磐田市)

スズキは24日、「第46回スズキグループ駅伝大会」を二輪車試走用の竜洋コース(静岡県磐田市)で実施した。社内の交流や親睦などを目的に1977年に始まり、新型コロナウイルス禍での中断を経て5年ぶりに開かれた。研究や技術、生産、人事総務など各部門、製造や販売などの子会社から177チーム・約1600人が出場した。

社員や家族などが9人で1チームを組み、グループ各社の従業員や工場長ら幹部級も参加。グローバル化を映し四輪車主要市場のインドや東南アジア出身の社員も加わった。陸上競技のスズキアスリートクラブによる親子スポーツ教室、飲食の模擬店なども開かれた。

陸上が専門のスズキアスリートクラブ選手による親子スポーツ教室も開かれた(24日、静岡県磐田市)

開会式で鈴木俊宏社長は先行きの生産動向について「(今年度)下期はもっと変動するのではないか。臨機応変に対応しないと生き残れない」と現場に協力を求めた。

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