技能五輪に出場した社員が結果を報告した(26日、須坂市)

産業機器のオリオン機械は26日に長野県須坂市の本社で記者会見を開き、愛知県をメインに開かれた「技能五輪全国大会」の冷凍空調技術部門で社員3人が受賞したと発表した。銀賞の町田義広さんは「練習の成果を発揮できた。練習中はきついと思うこともあったが、チームとして仲間で支えあった」と振り返った。

太田哲郎社長は「半年間の練習を通じて成長した選手たちをたくましく思う。将来を支えてくれると期待している」と話した。競技が若手の意欲向上につながっていると評価した上で「モチベーションの上昇は企業の力になる。社員が選手から学ぶことは多いと思う」と述べた。

技能五輪全国大会は原則23歳以下の若手技能者に向けた競技会で今回が62回目。長野県全体では15人が入賞した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。