約50台がアプリで配車でき、一部車両にはラッピングも(27日、長野県白馬村)

長野県白馬村は27日、米ウーバーテクノロジーズ傘下のウーバージャパン(東京・港)と交通課題の解決に向けた包括連携協定を結んだ。村内で営業するタクシー約50台で配車サービス「ウーバータクシー」を使えるようにする。スキーシーズンに増えるインバウンド(訪日外国人)の利用を見込む。

ウーバータクシーでの配車は12月1日から2025年3月末まで実施する。アルピコタクシー(長野県松本市)、アルプス第一交通(同県大町市)、白馬観光タクシー(白馬村)など5社の計約50台がアプリで配車できるようになる。繁忙期に向け、台数をさらに増やすことも検討する。

白馬村全域に加え、栂池高原スキー場(同県小谷村)や青木湖(大町市)など観光客の人気が高いエリアでも利用できるようにする。ただ、大町市中心部でウーバーのアプリでタクシーを呼び、白馬村へ移動するといった利用はできない。

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