しなの鉄道は28日、2025年3月期の単独最終損益が2億9800万円の赤字(前期は1億1600万円の黒字)になりそうだと発表した。期初予想では2億1000万円の赤字を見込んでいたが、車両の修繕費用などが増加して赤字幅が拡大した。
土屋智則社長は赤字の要因について「新型コロナウイルス下のような業績悪化ではない」とした上で、運行の安全対策を進めてきた結果だと説明した。今後は希少性から鉄道ファンに人気のある115系列車を活用した誘客策「プロジェクト115」などを通じて収益を改善していく考えだ。
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