「中国の景気減速の影響で、海外子会社の貨物取り扱いが振るわなかった」と話すのは、住友倉庫の星野公彦取締役だ。人件費などの費用が膨らんだこともあり、2024年上期(4〜9月期)の連結純利益は前年同期比6%減の51億円だった。
一方で「中国関連の貨物取扱量の減少は上期で底を打った」とみる。トランプ氏の米大統領返り咲きが、米景気の拡大につながれば再び荷動きも活発になる可能性がある。
ただ「(米中摩擦の激化で)中国経済がさらに減速して、我々の海外事業にも影響する可能性がある」と慎重な見方は崩さない。
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