歴史遺産車に選ばれたスズキの初代「アルト」

スズキの軽自動車で1979年に発売された初代「アルト」が、NPO法人日本自動車殿堂の「歴史遺産車」に選ばれた。同社では2008年の「スズライト」、20年の初代「ジムニー」、22年の二輪車「GSX1100S KATANA」「GSX750S」に続く選定。ムダを徹底して省き低価格と高燃費を実現してヒットした画期性が評価された。

初代アルトは発売前年に社長に就任した鈴木修現相談役が社運をかけて開発を主導。機能や性能を進化させながら9代を重ね、10月までの国内累計販売台数は約537万台に上る。鈴木俊宏社長は「『経済的で機能的』というアルトの本質は初代モデルから変わらずに脈々と受け継がれている」とコメントした。

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