南海電気鉄道は13日から、南海本線の難波駅と関西空港駅を結ぶ特急「ラピート」で、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)のラッピングを施した列車を運行する。25年4月13日の開幕まで1年を迎え、万博開催をアピールして観光客らの利用を促す。
12日に大阪府泉佐野市の車庫で報道公開した。万博の公式デザインのうち、海中の生命をイメージした「Umi(うみ)」のラッピングを採用。青を基調としたデザインで、南海電鉄のブランド統括部の南和男課長補佐は「大阪湾沿いを走るラピートを見てもらい、万博への機運を盛り上げたい」と語った。
万博ラッピングは、運行する全6編成のうちの1編成6両で施した。13日は難波駅を11時35分に出発する列車から6往復運行する。運行本数は日によって変わり、万博が閉幕する25年10月13日までの運行を予定する。あわせて難波駅では、大型モニターでPR映像を放映するほか、ホームや大階段で万博デザインをあしらった装飾を施す。
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