総務省が発表した家計調査によりますと、ことし10月に2人以上の世帯が消費に使った金額は30万5819円で、前の年の同じ月より実質で1.3%減りました。
減少は3か月連続です。
気温が高く背広やコートといった秋冬物の衣類の需要が減少したことなどで、「洋服」が18.4%減ったことなどが主な要因です。
節約志向が続いていることを背景に、支出の割合が大きい「食料」も0.8%減少し、このうち「肉類」は4.6%、「果物」は3.6%、チョコレートなどの「菓子類」は3%それぞれ減りました。
一方で、「電気代」は16.3%「ガス代」は4.9%それぞれ増えました。
総務省は「食料の消費動向を見ても節約志向が続いている。消費の状況は依然として弱い状態が続いている」と話しています。
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