国家公務員に10日、冬のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く行政職(平均33・1歳)の平均支給額は65万2800円。政府はボーナスを引き上げる給与法改正案を今国会に提出している。成立すれば追加支給で計72万2千円となり、昨冬比4万7700円(7・1%)増。3年連続のプラスとなる。
石破茂首相の支給額(国会議員分含む)は計算上579万円だが、在職日数が短い上、一部を自主返納するため341万円となる。
人事院は8月、賃上げが進む民間との格差を埋めるため、行政職の月給を平均2・76%引き上げ、ボーナスの年間支給月数も0・10カ月分増やすよう勧告した。(共同)
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