富山県砺波市の老舗酒蔵「若鶴酒造」は6日、運営する三郎丸蒸留所のウイスキー新ブランド「SAB.(サブ)」を東京都内で発表した。スモーキーな味わいに特化した新たなブレンテッドウイスキーを3種類ラインアップ。国内だけでなく、国産ウイスキーの人気が高い海外市場も狙う。販売は12日から。

若鶴酒造の創業は1862年で、ウイスキーは1952年に生産を始めた。麦芽をいぶす泥炭の煙で醸し出すスモーキーな風味が魅力で、国内外の賞を数多く獲得している。今回、新商品の認知度を世界で高めるため、これまで異なる名称で販売していた商品群を「サブ」ブランドに統一した。

12日には、スモーキーなウイスキーの入門者向け「SAB. SUNSET RED」(3498円)と愛好家向け「SAB. NIGHT BLACK」(5390円)の2種類を発売。最上級品「SAB. OCEAN BLUE」(9900円)は2025年夏に数量限定で販売する(全て700ミリリットル瓶入りの税込み参考価格)。いずれもアルコール度数は46%。【時事通信社】

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