株主還元として最大7億円の自社株買いを発表した

ネット印刷大手のラクスルが12日発表した2024年8〜10月期の連結決算は、純利益が前年同期比65%減の4億3100万円だった。M&A(合併・買収)の効果で売上高は増えたが、前年同期に関係会社株式売却益が膨らんでいた反動で減益になった。最大7億円の自社株買いを実施することも発表した。

売上高は31%増の147億円、営業利益は80%増の9億7200万円だった。オフィス用品の通販サイト運営企業などを買収した効果で売上高が押し上げられた。Eコマース(電子商取引)の運用コストが下がり利益増につながった。

同日、最大7億円の自社株買いを実施することも発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の1.2%にあたる70万株が上限となる。取得期間は12月23日〜25年2月28日。

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