パビリオンのプロデューサーを務める宮田裕章氏(左)、デザイナーの中里唯馬氏(中央)、ゴールドウインの新井元常務(12日、東京都港区)

ゴールドウインは12日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)会場内のパビリオンの一つで、スタッフが着るユニホームを提供すると発表した。炎天下でも活動しやすいように、紫外線の遮断性能が高い素材を採用し、風通しのよい構造にした。

会場中央にあるパビリオン「Better Co-Being(ベターコービーイング)」に向け、帽子と上着、シャツ、パンツ、雨具を提供する。森と一体化した壁や屋根のない屋外型パビリオンで、気温が高い日中も快適に過ごすことのできるユニホームが必要だった。50人程度のスタッフが着用する予定で、一般販売は検討中だ。

明るいエメラルドグリーンを基調とし、光がさした時の影を模したようなデザインとした。袖下から脇部分のファスナーを開けて通気性を高めたり、袖を巻き上げてノースリーブにしたりできる。

デザイナーの中里唯馬氏は12日の発表会で「スタッフに様々な体形や性別が居ることを想定し、多様なニーズに応えるような仕様とした」と話した。

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