成城石井はチョコレートの新商品発表会を開いた(12日、東京港区)

高級スーパーの成城石井(横浜市)は12日、2025年1月10日から全店でチョコレートフェアを開催すると発表した。定番品も含め最大で300種類のチョコレートをそろえる。原材料のカカオの価格が高騰するなか、自社輸入で輸送費などを抑え値ごろな価格で提供する。

フェア対象の商品は2月14日まで取り扱う予定。チョコレート関連商品300品のうち約3割を直接海外から輸入した。ポップコーン入りで独特な食感が特徴の「マテス ファンタジートリュフ ポップコーン」(971円)や、ナッツが入った「フェレッティ ヘーゼルナッツアソート」(962円)などはフランスやイタリアから仕入れている。

一部のチョコレートは海外からばらでまとめて仕入れ、成城石井のセントラルキッチンで小分けして販売する。運送費や包装費の低減につながり、販売時の内容量も調節できる。

商品本部の八尋佐和子課長は「カカオの価格高騰に対応するため、トルコやアジアなど調達先も広げていきたい」と話した。

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