公益財団法人の島津科学技術振興財団(京都市)は16日、2024年度の「島津賞」に大阪大学産業科学研究所の永井健治教授を選んだと発表した。発光性たんぱく質を使って細胞の動態を観察する手法などを開発した。希少な細胞に注目し、新たな研究分野を開拓した点を評価した。
同賞は科学計測分野を中心に成果を上げた研究者を表彰する。永井氏には副賞として500万円を贈る。若手研究者向けの「奨励賞」には埼玉大学大学院理工学研究科の豊田正嗣教授ら3人を選出した。表彰式は25年2月に京都市内で開く。
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