「AI制度研究会」の松尾座長(左から2人目)らとの意見交換に臨む石破首相(23日、首相官邸)

石破茂首相は23日、首相官邸で日本の人工知能(AI)研究の第一人者である東大大学院の松尾豊教授と面会し、AIの最新状況について意見交換した。松尾氏は首相面会後、記者団に「技術面や社会への影響について話した」と説明した。AI政策を担当する城内実科学技術相らも同席した。

政府の有識者会議はAIを安全保障上の重要技術と位置づけ、イノベーションの促進とリスクへの対応の両面から規制のあり方に関して検討を進めている。近く中間とりまとめ案を公表し、2025年1月召集の通常国会での法整備を視野に入れる。松尾氏は会議の座長を務める。

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