ニセコエリアのスキー場は外国人客でにぎわう

北海道の倶知安観光協会は24日、インバウンド(訪日外国人)からの寄付に電子ギフト券を返礼する「Protect the pow NISEKO」を始めると発表した。電子ギフトを手掛けるギフティ、京都市と創案した「Donate&Go」(ドネイトアンドゴー)の仕組みを使う。

ニセコエリアの場合、寄付額が5000円から500万円までの11プランを設け、その50%を電子ギフト券として返礼する。受け取ったギフト券は寄付日から90日間有効で、加盟店となっているスキー場や宿泊施設などで使用できる。寄付金は地元でのスキー教育拡充やパウダースノーをはじめとする自然環境の保全などに使われる予定だ。

寄付額の50%相当の電子ギフト券を受け取れる(ギフティ提供、写真はイメージ)

倶知安観光協会の鈴木紀彦事務局長は「町に愛着を持ち、リピーターになってくれる外国人が多い。ギフト券を使ってもらい、地域交流につながれば」と話す。

ドネイトアンドゴーを使った寄付は、9月に京都市で始まった。倶知安町は2例目の導入となる。ギフト券は両地域の加盟店で使用可能で、インバウンドの周遊を促す。ギフティは今後導入地域の拡大を目指す。

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