ウエルシアホールディングス(HD)が8日発表した2024年2月期の連結決算は、純利益が前の期比2%減の264億円だった。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、検査キットなど関連需要が減少した反動を受けた。
売上高は6%増の1兆2173億円、営業利益は5%減の432億円だった。2月末の国内店舗数は23年2月末と比べて2%増の2825店舗となった。化粧品や食品などの売り上げは伸びたが、コロナ関連需要の反動減を補えなかった。
25年2月期通期の業績予想は売上高で前期比6%増の1兆2870億円、純利益は2%増の270億円を見込む。
ウエルシアHDと親会社のイオン、同業で国内2位のツルハHDは2月、ウエルシアとツルハを27年末までに経営統合すると発表した。
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