肉不使用のじゃじゃ麺(8日、盛岡市)

盛岡じゃじゃ麺など盛岡を代表する食文化の普及拡大を図る盛岡三大麺普及協議会(盛岡市)は8日、盛岡市で「ベジタリアンじゃじゃ麺」の試食会を開いた。じゃじゃ麺の肉味噌味を植物由来の代替素材で仕上げた。健康や宗教上の理由で菜食を貫く人に向けた普及を目指す。

盛岡市と岩手県紫波町でじゃじゃ麺を提供する5社6店が、豆やキノコで工夫して肉を使わない味噌を考案した。今後、定番メニュー化も検討する。

協議会事務局の高橋大氏は「盛岡に外国人客も増えており多様な方への対応が必要」と狙いを述べた。

5社6店が参加したベジタリアンじゃじゃ麺試食会(8日、盛岡市)

協議会は2014年にわんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃ麺の関係者が設立。4月14日を「じゃじゃの日」と定めてじゃじゃ麺の消費拡大に努めてきた。

13、14日には盛岡じゃじゃ麺の普及を促すイベントを開く。約20店が参加し、チータン(卵スープ)無料や値引きなど店ごとのサービスを予定している。

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