食品卸のマルイチ産商が10日発表した2024年3月期の連結業績は、純利益が前の期比23%増の15億円だった。従来予想を3億円上回り、19年ぶりに過去最高益を更新した。年間配当は前の期から2円増の22円とした。

仕入れ価格の上昇に伴う販売価格の上昇に加え、外食・観光業の回復を受けて売上高は3%増の2548億円だった。コスト削減によって営業利益は8%増の18億円となった。

25年3月期の連結純利益は前期比3%増の16億円を見込む。年間配当の予想は前期実績と同じ22円とする。

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