見学ツアーでは醸造所でしか味わえない限定ビールが楽しめる(13日、東京都渋谷区)

サッポロビールは13日、東京・恵比寿の醸造所見学ツアーを報道陣に公開した。4月にオープンした「YEBISU BREWERY TOKYO(エビス・ブルワリー・トウキョウ)」(東京・渋谷)で、130年を超える「エビスビール」の歴史を振り返ることができる。45分のツアーはビール1杯おつまみ付きで1800円。15日から一般向けツアーを開始する。

サッポロビールが始める見学ツアーは「YEBISU the JOURNEY(エビス・ザ・ジャーニー)」。ガイド付きツアーで1回の定員は20人となる。平日は1日3回、土日祝日は同7回のツアーが組まれている。6月23日までの予約は満席で、6月24日以降の予約は5月27日から専用サイトで受け付けるという。

発売当時の商品名「恵比寿ビール」が地名や駅名の由来になった(13日、東京都渋谷区)

恵比寿はサッポロビールのルーツの地で、1890年に発売された当時の商品名「恵比寿ビール」が地名や駅名にもなっている。見学ツアーでは発売直後のビール瓶の展示や、戦前、戦中、戦後の同ブランドの変遷を振り返ることができる。

エビス・ブルワリー・トウキョウは4月の開業以降、5月12日時点で6万8700人が来場した。12月までの初年度は20万人の来場を見込んでおり、1カ月ほどで目標の4分の1に到達した。現地で醸造した4種の限定ビールが味わえるとして、ゴールデンウイーク期間中は1日2000〜3000人が訪れたという。

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