貨物輸送にフェリーを使うと、運転手も目的地まで乗船できる

日本長距離フェリー協会(東京・千代田)がまとめた2023年度のフェリーによるトラック輸送台数は128万5316台と前年度比2%増えた。トラック運転手の残業規制が強まる4月に向け、労働時間短縮につながるフェリーの利用が広がった。

貨物輸送にフェリーを使うと、運転手も目的地まで乗船することができる。運転手が客室で休んだり食事をとったりする時間は休息時間となる。運転手の負担が重くなりがちな長距離輸送を中心に利用が伸びている。

旅客の輸送人員は245万5076人と19%増、乗用車の輸送台数は84万6685台と9%増えた。新型コロナウイルス禍からの経済活動再開で、輸送需要の回復が進んだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。