JR福島駅(福島市)前の再開発計画を話し合う同市の検討会は14日、コンベンションホールの整備を中核とした計画案で合意した。従来はホテルや劇場などが入る複合ビルを建設する計画だったが、建設費の高騰などから計画を見直していた。6月の市議会で計画案を確定する。

合意した計画案では、コンベンションホールと会議室などが入る「公共棟」と商業施設などが入るビル、マンションをそれぞれ整備する。再開発の完了時期は2028年度を見込んでいる。

福島駅では駅東口にあった地元百貨店が撤退したうえ、駅西口で営業していたイトーヨーカドー福島店が5月6日に閉店した。今回の再開発計画は駅東口が対象だが、駅周辺の活性化に向けて駅東西の一体的な街づくりが求められている。

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