旧村上ファンド系によるアルプスアルパイン株の保有率が12.59%になった

旧村上ファンド系の投資会社エスグラントコーポレーションが、アルプスアルパインの株式を買い増したことが14日わかった。エスグラントが同日、関東財務局に提出した変更報告書によると共同保有分も含めて11.32%から12.59%になった。新たに旧村上ファンド系の南青山不動産(東京・渋谷)が株を取得した。

エスグラントは14日までにアルプスアル株を約2030万株(発行済み株式の9.26%)取得した。南青山不動産は約217万株(発行済み株式の約1%)取得した。アクティビスト(物言う株主)の村上世彰氏の長女、野村絢氏は変わらず約512万株(発行済み株式の2.34%)所有する。エスグラントは最近では7日に買い増しをしていた。保有目的は「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。

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